おんじゅん道 絵本読み聞かせ 忍者ブログ
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今回の教訓
茹だるような暑さの中での読み聞かせは良くない。
暑いからと涼を求めて涼しげな内容の選書も絶対にダメ。
やっぱり、スズキコージにすれば良かった(猛省)


というか、練習不足も甚だしかった orz





月夜のバス 杉みき子/黒井健 (偕成社)
月夜。
海沿いの国道。
車の姿もまばらで、波の音が静かに響くそんな夜。

少年が見かけたバスは、まるで水族館の大水槽のようで・・・。
月が静かに輝く、夢のような話。

・・・というのを、猛暑の教室でやってはダメ。
暑いだけで、情緒も何も感じられない。
読んでる傍から、汗が滴り落ち、子供たちも「???」な感じだった。
いや、読み手の読み込み不足。反省。



水おとこのいるところ イーヴォ・ロザーティ/ガブリエル・パチェコ(岩崎書店)
以前、このブログでも取り上げた本→当時の記事
出しっぱなしの蛇口から溢れた水から1人のおとこがうまれ、街の人と過ごす話。
涼しげな絵で、内容もいい。
だが、熱気と汗の充満する教室で読む話じゃないかも。
いや、周囲の環境にかかわらず、絵本の世界に引き込めるかどうかは読み手の力量の問題だな。
水おとこの身を案じてか、1冊目に比べると子供たちも聞いてる感触があった。その意味では成功だが、物語の結末が、これまたファンタジックな感じで、教室全体が「???」の空気に包まれた。
いや、読み手の・・・・(以下省略)



ありこのおつかい 石井 桃子/中川 宗弥(福音館書店)
アリの「ありこちゃん」がおかあさんのお使いでおばあちゃんの家に行く途中、「寄り道してはいけない」と言われていたのに寄り道し、トラブルにあってしまう・・・、どっかで聞いたことのあるような出だしで始まる話。
ありこが出会ったトラブルをきっかけに、次々と事態がおかしくなり、悲劇が・・ではなく、喜劇が喜劇を呼ぶ話
単純、かつ、ストレートな「良い子向け」の話だったので、高学年にはどうかとも思ったが、これが一番受けが良かった。
6年生だから、ワッとは笑わないが、周囲から「クスっ」「クスっ」とこぼれる笑いに、心の中だけでガッツポーズ。
2打席連続三振の果てに、やっとポテンヒットを打った気分。いや、振り逃げか?

そうそう、前の記事で心配していた、「ごじゅう・はちじゅう・よろこんで」は言われなかった。やっぱり高学年。その辺はきちんとわきまえてるようで(笑)
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暑いもんね(^_^;)
ジェンちゃん こんにちは(^^)

読み聞かせ お疲れさまでした。
そうだよね、小学校って教室に冷房ないんだよね!?
東北の学校なら冷房なくても当然だって思えるけど
日本全国公立学校って冷房ないものなのかな?
子供達も大変だけど職員も大変だよね。
そういえば職員室は冷房あったような…(^_^;)

「読み手の読み込み不足」って言ってるけど
これだけ暑いとそりゃ大変だと思う!
内容がいくらお勧めでも状況によって
選ばなければいけないとは思いもよらなかったわ。
集中できないような環境の時でも聞いてくれるのが
楽しい内容だってのは納得!

絵本て子供の為のものじゃないし
ジェンちゃんが読み聞かせしたことがきっかけで
今度は自分で読んでみようって絵本を手にする
子供たちが増えるといいね(*^_^*)
実はぷりん 高校の時絵本クラブにに所属してました(爆)
ぷりん 2010/09/03(Fri) 編集
本当に、暑いったらありゃしない・・・
ぷりんちゃん、おばんです~~

労いありがとうね(*^_^*)
こんなに疲れた読み聞かせははじめてかも。

暖房がついた小学校の話は聞いたことがあるけど、冷房はないね。
私は静岡生れが災いしたのか、冷房はおろか、暖房もなかったよ。
職員室にも無かったなぁ。
今思えば、結構振動状況で勉強してたんだと思ったわ。

>ジェンちゃんが読み聞かせしたことがきっかけで
>今度は自分で読んでみようって絵本を手にする
>子供たちが増えるといいね(*^_^*)
そうだね。
「月夜のバス」の画者は新潟県の人で、本の扉の絵は「上越水族博物館前の通り」という地元水族館フリークだったらわかる、トリビアも披露したので、印象に残ってるといいなぁと思うわ。

>実はぷりん 高校の時絵本クラブにに所属してました(爆)
それは初耳でした。
絵本を作っていたの?
絵本って子供だけのものじゃないなぁって最近強く思うし、実際作ることができたら楽しいだろうなって思うわ。

あっと驚くカミングアウト、ありがとう(^O^)/
【09/03】
反省文から始まってる
ので、少し笑ってしまったのですが。

分かる子供は分かる‥´`
大人のジェンちゃんがきちんと選んだ本を、汗だくで読んでくれてる図。
きっと子供達の頭のどこかの「一生懸命の部屋」に入れたと思います。

絵本と言えば、「雉も鳴かずば」や「青首」なんてシュールな本が印象的でした、今は優しくて美しい絵本が多くていいですね。

本のお姉さん。お疲れ様でした-(^O^)
びんにじ 2010/09/03(Fri) 編集
反省ばっかりの読み聞かせでした
びんちゃん、こんばんは(^O^)/
笑ってくれましたか。
もう、笑ってください。

>分かる子供は分かる‥´`
そうそう。
練習不足の読み手を子供は確実に見抜くのです。
十八番の本だったら、確実に子供をキャッチできるんだけど、生憎高学年対象の十八番はなく(号泣)

でも、半分大人の彼らだったら、がんばってる大人の姿も理解してくれますよね。きっと。<甘え
「一生懸命の部屋」っていいなぁ。
「一生懸命お母さんリスト」の最上位にランクされてること希望。


>絵本と言えば、「雉も鳴かずば」や「青首」
おぉ、どちらも知らないので、今度図書館でチェックします。


>本のお姉さん。お疲れ様でした-(^O^)
ありがとう。
お姉さんって一言に、思わずにやりでした。
【09/03】
訂正します
青首、調べたらどこにもそんなタイトルの本がありませんでした(汗)
お嫁に行ったらご主人様が恐ろしい人で逃げ出す、という内容で怖かったのですが正確なタイトルが不明です(>_<)
いずれにせよ本当に子供向けなのかという内容でしたので忘れて正解かも。

大変、大変失礼しましたm(__)m
びんにじ 2010/09/03(Fri) 編集
訂正、ありがとう
青首って本は無かったんですね。
でも、内容がそそられるので、図書館でリファレンスしてもらってみます。

絵本は子供向けのように思われがちだけど、大人も楽しめるものだと思うので、私は是非チェックしてみたいです。
子供向けじゃないっていたっら、海外じゃグリムとかマザーグースとか。
原作を本気で読んで眠れなくなった子供のころ・・・(/_;)
日本だと小川未明とか

情報ありがとうございました(^O^)/
【09/03】
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