おんじゅん道 新春マスターズ 1フリ(長文注意) 忍者ブログ
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(恐れ入りますが こちらでは管理人のことはおんじゅんと呼んでください)
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初めての新春マスターズ。
完泳さえすれば3位以内確定(つまり、エントリーが3人以下)って大会がほとんどの私にとって、これほどの規模、かつレベルの高い大会は初めて。
出場を決めたときは、「トップ選手の泳ぎを見て、同じ水に浸かって、出来れば水を飲んできたら少しは速くなるんじゃないか?」などと変態紛いの妄想を膨らませていた。しかし、レースが近付くにつれ、順位はともかくも、いい記録を出したいという思いは強くなる。だいたいあの参加費だ!コテンパにやられただけでは悔しいじゃないか!!!<どこまでも貧乏性

ということで、個人エントリーは1フリと半フリ。
今日は1フリのレースを振り返ります。
超長文です、ご注意ください。




昨年の仙台で奇跡のタイム、1分12秒38を出して以来、マスターズベストタイムが出ていない。
もっとも仙台以降、1フリのレースは2回しかなく、それゆえ長らくタイムが出てないという焦りはないのだが、年齢を思うとそろそろここが限界で後は下るのか・・・?と思い始めてもいた。

昨年の仙台でやらかした無茶苦茶なレースを反省し、その後の大会ではペース配分なんてことを「作戦」と称してやったのだが、一向に結果がついてこない。埼玉は散々で、山形ではラストスパートをかけたつもりが、まさかの失速という悲しい結果に終わった。そこで今回は仙台方式を採用。つまり、「後先考えず最初から全力で飛ばしまくる」

レース1週間前から前日まで、自覚はなかったが大変に緊張していたので(しかもこのブログを覗いてくださる方にはそれがバレバレだった)、レース中に頭がまっ白になっても、これだけは注意しようという「三カ条」を決めていた。
 その1 腹筋に力を入れる
 その2 中指に全神経を集中
 その3 リカバリーは気をつける

しかし、大変残念なことに、当日の起床からレース終了まで、「注意すべき三カ条」は微塵も思い出されることはなかった。一体、どれだけ緊張してたのだろう!しっかりしろ、自分。
しかし、呆けた頭で何も考えてなかったわけじゃない。レース当日考えていたことは、

「会場についたらチームの人を死ぬ気で見つける、召集に遅れない、IDカードをちゃんともらう・・・」

はたして、思いの強さが通じたのか、チームに合流し、IDカードももらい、召集にも間に合った。ってか早く行き過ぎて、「まだですから」と言われたし(汗)

さて、ここで今更な懺悔を一つ。
実は私、エントリータイムをごまかし、0.4秒だけ速いタイムを申告していた。だって、少しでもセンターコースに近いところで泳ぎたかったから。結局サバを読もうと読まなかろうと、多分同じコースであろう、18組の2コースで、隣もその隣も、「知ってる知ってる、名前知ってるよーーー!!!」って人が並んだ。本当は握手をお願いしたい気分だったけど、さすがにそれは引かれそうなので止めた。

緊張とミーハー気分のごった煮状態の中、召集所で隣合わせた方と話をした。
大変に気さくな方で、話も弾み、これで緊張がずいぶんと解けた。その節は本当にありがとうございました!<これ見てたら是非ご連絡を!

前の組がスタートし、いよいよコースへ。
選手のコールが始まり、私の名前も呼ばれた。後ろに居るはずのチームの仲間に両手を振ってあいさつ。気分は、
「みんなーーー、見ててね~~~♪♪♪」
しかし、残念なことに私が手を振っていたのは別のチームの方だったらしい(恥)極度の緊張と近視が災いし、どこにチームが陣取ったのかすらわかってなかった(嘆)

短いホイッスルが4回、いよいよだ。
長いホイッスルでスタート台に上る。うぅ、高い(涙)
高所恐怖症の私は、スタート台にうまく登れない。手を使ってよじ登る感じ。みっともないとは思うが、よろけて落ちるのはカンベンなのだ。おまけにここのスタート台は一層高く感じられる(怖)

高さに震える膝を抑え、スタートの合図で飛び込む。
いつだって飛び込む瞬間思うことはだた一つ、「ゴーグル外れませんように!(祈)」

飛び込んで、ゴーグルが大丈夫なことを心の底から喜びつつ、浮き上がって泳ぎ始める。とにかく、ペースは考えず、力いっぱい行ける所まで!

幸い、今日は隣のコース(3コース)がよく見えてる。この人についていけば、きっといいタイムが出る。
まずは25mのターン。瞬間、足が届かない嫌な感覚が頭をよぎる。不安を打ち消し回転し、足はどうにか届いたが、ターン後の浮き上がりでターン直前の波を思いっきり被った。今日はターンの調子が悪い。
ターンはさておき、スイムそのものは調子がいい。25mから50mも快調。いけいけGOGO!!
50mのターン。チームの人から後で聞いた話によれば、折り返しは33秒。
ターンしながら隣に離されてないことを確認し、自分の立てた波を感じながらのドルフィン。今日はターンが何処までもうまくいかないorz
ここからは100mレースで一番辛い、50mから75m、崩れないように必死に泳ぐ我慢の区間。しかし今日は体力がみなぎっている。仙台ではここらへんで意識を飛ばし始めてたけど、今回は大丈夫だ。ならば全力でGO---!
そして75mのターン。隣にはまだ離されてない!「よしっ!」と気合注入!さぁ、ラストスパート!!!

・・・なんて、できるわけない、今の今までずっとスパートだったのだ。
ガクン、急に失速するのが自分でも解った。手も足も思うように動かない。
重い重いと思いながら、でも、必死で手足を動かす。あとたったの20m、がんばれ。
不思議と呼吸が苦しいことはない、ただ、手足が重いだけ。だったら、死ぬ気で行けば何とかなるはず!

もう、あと5m、必死で掻く。
最後のタッチが流れた。もうひと掻きには短いし、どうする?って思った瞬間に手が流れて力なくタッチ。
電光掲示板より先に3コースを見た。しかし明らかに先行されてた。残念。そして掲示板に視線を移す・・・・・


どうやって見ればいいんだ?これ?(大汗)


自分の順位が何位で、タイムがいくらか全然わからない(嘆)
画面いっぱいに並ぶ数字の羅列。その数字が何を意味するのかさっぱり理解できない。
多分普通に見たら、なんてことないんだけど、100m全力泳直後の呆けた頭には処理能力を遥かに超えていたらしい。えーとえーとと悩んでるうちに表示が消えてしまった(号涙)

後で聞きましたよ。1分11秒43 5位。

みんなが誉めてくれた。
「速かったねーーーー。でもスタートが遅い!」

スタートは7人中、断トツのびりだったらしい(涙)
だって、怖かったんだ。膝が笑ってたんだ。

とはいえ、スタートとターン、課題は残った。
(半フリにつづく)
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あーおもしろかったー(笑)
ジェンちゃん こんにちは(^^)

いやいや、しょっぱなから面白記事ありがとうございます。
「爪の垢」ならぬ「同じプールの水?」(爆)
エントリータイムって ジェンちゃんはいっつも速いタイムで申告する?
フリーは競争率高くて、ちょっとの差でコースが変動するから速いタイムってのはよくわかる。
でも、「0.4秒 だけ」…「だけ」って…結構強気だ(笑)
ぷりんはいつも自信ないから遅くエントリーするんだ(*^_^*)
個メやバックだと そんなに変動しないような気がしてるからなんだけど、
去年申告タイム抑えすぎて4秒速く泳いだためにチームの人に「どんだけ~」って怒られた(笑)

別なチームの人に手降ってたー!?(爆)
見えなくて気づかなくてよかったねー
自分で見えてたらレースに影響してたかも。
「ゴーグル外れませんように」…の祈りはぷりんもしてる。
結構同じ思いの人いると思うよ。

ジェンちゃんは50-75mがきついんだー。
ぷりんは75-90m辺りが死にそうになるよ。
そのキツさが頭によぎるから100m泳ぎたくないって思っちゃう。

でも、すごくいいタイムだったじゃない。
日ごろの練習の成果が出てるんだね。
仙台は10秒台狙えるね、楽しみ~(*^_^*)
ぷりん 2010/02/16(Tue) 編集
楽しんでいただけたら幸いです
どうも、まじめにやればやるほどお笑い要素が増えてくる私・・・(^_^;)
でもね、爪の垢じゃなく、水飲ませてほしい人たちの集まりだったんだから!

エントリータイムはね、控えめな性格なのでいつもは遅く書くよ。今回だけ特別。だってどうしても最終組で泳ぎたかったし、できるだけセンターに近いところに陣取りたかったの。たとえ自分のところが極端に遅くなっても。1秒以内だったら許されるよねーーーなんてノリで書いた。
逆に去年の仙台はすごい控え目だったよ。
エントリータイム、なんと1分35秒!(<レースのための練習を再開したばかりで、エントリー時の100mはこのくらいのタイムじゃなきゃ泳げなかったのよ。)それが当日は23秒も速くなったので、1コースでぶっちぎっちゃって、詐欺師呼ばわりされました(笑)


50m~75mは体力的にキツイのもあるんだけど、まだまだ残りの距離が長いので、精神的に苦しいところ。ラスト25m切ると、疲労は溜まってるけど、気合で乗り切れる距離だからね。
長い距離は確かにキツイけど、25mくらいだとあっという間で逆に詰まらないの。<どこまでもM属性

千葉でこんなタイム出しちゃったので、仙台へのハードル上げてしまった感じがしないでもないけど、ビデオ見てたらいろいろ反省点が出てきたので、またまた練習です。

仙台楽しみにしてます♪

コメントありがとう♪♪
【02/16】
ほおおお
ジェンちゃん、おはよう♪
あのさ、IDカードってなんなの?選手登録証とは
違うんだよね?会場で受け取るんでしょ?もしか
して、この大会の時だけ有効なカードなの?

三カ条…どれもやってないな。腹筋とか考えて
普段から泳いでないのがいけないのか(T_T)
過去記事のやつも見せてもらったけど、前半に
ちゃんと呼吸入れないと、後半に酸素不足になる
のー!?ガーン…( ̄_ ̄|||)
…ううう、足元よろついた(笑)。

しっかしジェンちゃん、近視ってことはゴーグル
は度付き使ってる?私は危険危険と言われながらも
ずーっとコンタクトでやってるよ(爆)。私も近視
だから、コンタクトなしになったらあちこちぶつ
かりそうだ…レース前に(/-\)

前半33秒ってことは後半37秒か38秒台前半ぐらいで
入ったんだよね?私ら一緒だな…(笑)
11秒43ってことは、11秒62の私は負けた…!
よーし、次のレースで11秒42を目指すわ~\( ̄▽ ̄)/

最後に…、
あのー、動画見せてもらいたいんですけど~☆
ユカ 2010/02/16(Tue) 編集
ユカちゃんも知らなかったので、ちょっと安心。
IDカード、ユカちゃんも知らなかったのね。よかったーーーー、水泳界の常識なのかと思ってた。

IDカードってね、大会主催者から一人一人に発行されたA5サイズの紙。
そこに自分の名前と出場種目が印刷してあって、もらったら自分で組とコースを記入するの。それを召集所で見せないと受け付けてもらえないんだ。
召集でもそうだし、コースの計測の人にも見せるし、随所で見せたわ。
だけど、あれ一枚あるだけで召集も、その他も随分とスムーズな感じだった。
紛失が心配だけど、あのやり方はいいなぁって思った。

>三カ条…どれもやってないな。腹筋とか考えて
いやいや、あれは私の三カ条なので、他の人に適してるかは別。
最近の課題を三カ条にしただけのことだから。しかも忘れてるしorz

「前半から呼吸を入れる」ってのは、「Swimming Fastest」って本に書いてあった(もちろん翻訳本)。実際1フリで優勝した人は毎回呼吸だったし。

ゴーグルは度入り。一番きついの。
それでも、遠くの人の顔は良く見えない。度の問題じゃなく、黒いゴーグルだからだと思うけど。
なので、プールサイドでもゴーグル装着率が高いの。
コンタクトは眼球に傷が入りそうなので、怖くてできません。

>前半33秒ってことは後半37秒か38秒台前半ぐらいで
そうそう。
特に最後の25mは19秒かかってたわ。
今回はそのつもりで泳いだので、当然の結果なんだけど。でも、ラストに力を温存して泳いだ山形のラスト25mも19秒だったから、最初から飛ばす方がいいのかもなぁ・・・。あるいは、ラストスパートでちゃんと力が出るような練習をするか・・・。なにすりゃいいんだ???

ふふっ、ユカちゃんを抜いたわ (^_^)v
さぁ、いつでも挑戦をうけてたとうではないか!(自由形限定)

動画はちょっと待ってね、ただいま編集中。
東日本のトップ選手の泳ぎもみられるよっ!
でも、新春マスターズネタで1週間引っ張るので、小出しにしてく予定。
しばしお待ちください。<(_ _)>

コメントありがとう(^O^)/
【02/16】
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