■ 短水路大会 前橋

短水路大会前橋。

参加者549人。
仙台大会の1345人に比べれば、半分以下の参加者だが、一般のスイミングクラブが会場のため、面積はグランディの10分の１以下（多分）。

とにかく人口密度が凄まじい。
休憩所は各チームの敷物が隙間なく敷かれ、文字通り足の踏み場が全く無い。
仕方が無いので、休んでる人をよけながら、食べ物などを踏まないように気をつけながらの通行。ちょっとこれには閉口した。

プールサイドも人だらけ。
仙台大会なら競技に関係ない人がプールのそばまで近寄ることなんてできないが、こちらはプールサイドで熱気あふれる応援。

いやいや、人が多かった。
参加人数の問題じゃない、大切なのは人口密度だ。

競技プールは普通のスイミングクラブのプールを想像してもらえれば、ＯＫ。
２５ｍ×１５ｍ　水深１ｍ（浅い方）。スタート台が低く、おかげで、手を使わずに「乗る」ことができた（喜）＜私の場合、千葉や仙台のスタート台は「登る」あるいは「よじ登る」と言う。

アッププールは水深７０ｃｍ。水が腰までも来ない（驚）
水が恐ろしく冷たいと思ったら、消防車のホースみたいなのがプールに入っていて、そこから水が出てる・・・（冷）
アッププールにはもちろんコースロープが張られ、5コース作られていたが、そのロープがそれ用のものを使ってないのだろうか、ものすごいたわんでいて、泳ぐ人の波で右にゆらゆら、左にゆらゆら・・・（汗）

会場が小さい故、応援の声が響き渡り、召集所のお姉さんの声が聞き取りにくかったり、聞こえなかったり。お姉さんたちも必死で声を張り上げるものの、多勢に無勢、歓声の中では為すすべもない。
マイクを使ったら使ったで、会場に反響しすぎて何言ってるかわからない。

とにかく、観衆も激闘、スタッフも激闘、会場全体がカオスのような一日だった。

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○１００ｍ個人メドレー　記録　1分27秒18　3位

初の個メ。今思えば、なんで個メに出ることにしたのか忘れてしまったが、初挑戦のためか、妙にドキドキ。前日はそこそこ眠ったけど、旅の疲れからか身体がだるく、腹も痛い。隣にコースの人と話をするが、なんだか落ち着かない。
失格だけはしないように注意すべきことを考えていたら、思わず寝そうになった。

そんな状態だったので、泳ぎもいまいち。
初っ端のＦｌｙから出遅れる。身体が重い。今思えば体重が前に乗っていなかったと思う。ついていこうと思った隣のコースにはあっという間に突き放され、もたもたしてるうちにＢａ。
Ｂａは泳いでる感覚は悪くなかった。とはいえ、もとから一番苦手な種目なので、おそらく周囲からどんどん離されたと思う。タッチが流れたのは仕方が無い。このくらいなら成功と言っていい。
３種目目のＢｒは正直よく覚えてない。先行する２人には置いていかれるし、４位の選手にも並ばれて、ターンの時にものすごくあせった。
ラストのＦｒでやっと自由に泳げると、猛然とラストスパートをかけた。並んでいた4位の選手とは、いつの間にか差がついてるし。
ラップの記録も動画もないので、レースを客観的に振り替えることはできないが、もっと一つ一つの泳ぎを練習しないとだめだよなぁと当たり前の反省。あとはターン。

○５０ｍ自由形　記録　33秒02　3位

1個メで思ったような記録が全く出ず、腹の調子も悪く、人口密度に嫌気がさし始めたころの５０ｍ自由形。これを泳げば帰れるんだと、妙にうれしくなって泳いだ。
泳いだ感覚は悪くなかった。水をちゃんと掴んでる感触だったし、ピッチも上がった。せめてストローク数を数えてればよかったが、試合になっちゃうとそんな余裕はなく、がむしゃらに泳いだ。
実は隣のコースの人は、昨年埼玉の大会でご一緒した方で半フリを30秒切って泳ぐ。
昨年は飛び込んで浮き上がった瞬間に身体ひとつ離されて、大変な衝撃を受けたのだが、今年は２５ｍあたりまで足先にくっついて泳げた。
ものすごいキックだった・・・（感嘆）どんなエンジン積んだら、あんなキックができるんだろう。
さて、後半もバテることなく泳げが、ラスト１０ｍで失速した。ターン直後1回呼吸しただけで、あとはノーブレをした漬けが来たのだろう＜馬鹿
結局記録は33秒02。
33秒切れなくってがっかりだけど、思えばマスターズベスト＋0.07秒で意外といい記録だった。少なくとも体調やプール環境を考えたら、良い出来だったと思う。
昨年6月の埼玉も似たようなプールで体調も今一つだった。あのときのタイムが33秒8だったことを考えると、うん、着実に成果はでてるはず。と自己満足。

というわけで、今年の短水路も無事に終わった。
金メダルは無かったけど、全種目メダル♪