日々のあれこれを書いてます。
(恐れ入りますが こちらでは管理人のことはおんじゅんと呼んでください)
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キケン(有川浩)
「彼氏から聞いたんだけど、彼氏の友達がさぁ~~~」
で始まる女友達の話は、十中八九面白くない。散々聞かされて、オチが見えなくて、イライラして、最後に、
「で?」
と意地悪く返したくなる。
有川の最新作、「キケン」はまさに”女友達から聞いた彼氏の先輩の話”って感じだった。最後まで読んで、「だから?」と聞きたくなったし、どうにもこうにも面白くなかった。
ラスト2章でようやく登場人物たちが動き始めたけど、軸となるキャラが縦横無尽に動かないためか、やっぱり面白くない。
設定や素材はとっても魅力的なのに、構成がいけなかったのか、盛り上げどころを間違えたのか、調子は悪くないはずなのに、アップに失敗したときの試合みたいに、やりきれない疲れだけが残った。
キャラの魅力と文章のテンポが命の作家なのに、そのどちらもが精彩を欠いていた。ちょっとお疲れかもしれない・・・有川先生。
物語の舞台は「成南電気工科大学 機械制御研究部」、略して「キケン」
文化系サークルながら、体育会系というハードな部で、イメージとしては国営放送がやってるロボットコンテストの大学版でがんばってる部という認識でいいかと思う。
本文ではややこしい設定や部の経緯の説明があったけど、割愛。なんでそんな設定が必要だったのか謎。
とにかく部長が2年生で副部長も2年生、この二人が新入生を勧誘するところから物語は始まる。
運よく二人に見染められた1年生、元山と池谷が、「キケン」の危険な部長、上野に翻弄されつつ、文化祭、ロボット相撲大会とイベントを重ねていき、自覚なく部長の危険な魅力に取りつかれ、はまっていく話・・・なんだろうなぁ・・・と思う。
男子が集まって、本気で遊ぶ、それがどれほど楽しくて魅力的な世界なのか!
ということを有川は書きたかったのだろうと思う。実際、描こうとしている世界は魅力的だし楽しい。大学の本気サークルほど熱血でハチャメチャで、おバカな集団は無いと思う。若さのエネルギーをなんのしがらみもなく自分たちの興味にぶつけていい4年間(人による)というのは、人生の中でも多分ここだけだろう。
ただ、どうにもこうにももどかしい。
もっともっとハチャメチャやってもいいし、馬鹿になってもいい。
主要登場人物も4人と言わず、もっとたくさん出していいんじゃないかと思う。
若いころの闇鍋的な危険な香りのするスリリングな楽しさってのは、到底4人じゃ成立しない。このシチュエーションでやるなら10人くらいを豪快に動かしてほしい。有川だったらそれができるはずだ。
文化祭でのPC研との確執も、中途半端だし、相手はヘタレだし、なんだか拍子抜け。ロボット相撲のあたりは名前だけでも他のキャラが出てきたし、少し楽しくなってきたけど、あっけなく終わり、ボールペンで銃を作るくだりもねぇ・・・・
結局、最初から最後まで「友達の彼氏の友達の話」っぽくて、話にのめり込めなかった。楽天のレビューをみると、どうしてみんな絶賛してるのかがよくわからない・・・。
疲れてるのは有川じゃなく、私か?
取りとめのない記事なので、コメント欄閉じておきまーーーす
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